ほくろがんは、皮膚表面に発生する悪性腫瘍で、皮膚ガンの一種です。ほくろがんでは、一番足の裏に出来るほくろが悪性になる若しくは悪性だったというケースが多いようです。


ほくろがんは年々増加している傾向

ほくろがんには、悪性黒色腫(メラノーマ)、有棘細胞ガン(扁平上皮ガン)基底細胞癌の3種類があります。
悪性黒色腫(メラノーマ)はメラニンを作り出す皮膚細胞(メラニン細胞)から発生するガンです。非常に悪性度の高い病気で、年々増加している傾向にあります。


足の裏に出来るほくろ

ほくろに外的刺激を繰り返して与えるうちにガン化する、ともいわれていますが、悪性のものは出来たときから悪性の場合が多く、子どもの頃からあるほくろが突然ガン化する可能性はかなり低いと考えられます。ですから、大人になってからできたほくろには特に注意が必要です。日本人の場合、足の裏に発生する確率が高く、悪性黒色腫(メラノーマ)の約3割は足の裏に発生しています。
足の裏に次いで胴体、顔、腕、手、足とほくろがんが出来る確立が高いようです。ですが、一番足の裏に出来るほくろが悪性になる若しくは悪性だったというケースが多いようです。
普通のほくろと比べると、境界がはっきりしない、形がいびつである、色に濃淡が存在するなどの違いがあります。最近急激に大きくなった、6mm以上の大きさがある、色が濃くなった、炎症が起きた、点状に変色した、出血がみられる、ほくろ部分の皮膚が裂けてきた、かゆみ、痛みがある、などの症状が出てきたら、ほくろがんである可能性があります。早急に医師の診断を受けて、除去手術をする必要があります。


アドセンスイメージ画像
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ほくろがんは転移する危険なものもある

悪性黒色腫(メラノーマ)の病状が進行すると、皮膚の中に侵入し、リンパ管や血管を通じて転移する可能性があります。転移した悪性黒色腫は致死的なものになることあるので注意が必要です。
有棘細胞ガン(扁平上皮ガン)は、色白の人がかかりやすい傾向があるほくろがんです。ヤケドやケガのあとなどによく発生します。最初皮膚が赤くなり、うろこ状になり、だんだんかさついてきて皮膚が硬くなり、成長するとともにカリフラワーのように盛り上がっていきます。悪化すると潰瘍状になります。
多くの場合は局所的にしか発生しませんが、中には転移する危険なものもあります。


基底細胞癌は転移しやすいので注意が必要

特に耳の周辺や口の中や下唇や陰部に発症した有棘細胞ガンは、転移しやすいので、注意が必要です。
基底細胞癌は、最も日本人に多いほくろがんです。特に高齢者に多く見られます。黒褐色の光沢を伴い、目や鼻の周辺など、顔面によくできます。硬いしこりがあり、よく観察すると、くぼみや、色の濃淡が見られます。基底細胞癌は、再発の可能性が高いほくろがんですので、広範囲に除去しておく必要があります。
いずれのほくろがんの場合でも、早期に発見して、手術により病変部位を徹底的に取り除く必要があります。