借金依存症という言葉の裏に隠れているのは、別の依存症の名前です。借金依存症の裏には、ギャンブル依存症、買い物依存症、クレジットカード依存症などが隠れています。
依存症
これらを抱えている人は、家族や仲のいい友人などに金の無心をしながらも浪費しつづけます。
借金依存症の人は、この状態を正常と自身で考えているのでしょうか。
借金依存症の場合「やめようとすればやめられる」などと言ったり、「そんなに大した事ではない」と過小評価してみたり、「自分のせいではなく、社会が悪い」などと責任転嫁をしたりすることで、その依存を続けようとします。そもそも借金依存症というのは、金銭的に余裕のある部分を使い果たし、借金をしてまで何かに使おうとしているのですから「やめようとすればやめられる」という状態ではないのです。
これは「病気」なのです。
借金依存症は肉体に症状が出ない
アルコール依存などのように特に肉体に症状が出ないような場合、周りから見れば「もう少し我慢すればやめるかもしれない」という思いを持つことが多くあります。
そのため、今までの借金を親、または配偶者などが、代わりに返済してまた0からやり直そう、などと考えるのですが、大抵の場合これは失敗します。
既に、借金依存症という形になってしまえば、社会生活や健康的な肉体など、正常な人間なら気をつけなければいけないことも全て放棄して、お金を使うことのみに頭が動いている状態になっているからです。
買い物依存症
借金依存症の中でも女性によくあるのが買い物依存症ですが、これは一見、浪費と区別がつかないように感じます。計画性無しで借金をしてまで買う、余裕のある金額で買い物をしていない、という状態であれば、明らかに買い物依存症(借金依存症)と言えるでしょう。
買い物依存症の場合は、買い物をしている時はとても幸せですが、買い物が終わってしまえばその快感はすぐに消えてしまい、買ったものは使うことも見ることもない、などというのが特徴です。
買い物依存症を始め、どんなタイプの借金依存症でも、その原因は「心の病気」と言えるでしょう。借金依存症が何度言っても治らない場合は、「頑張れば治る」という状況ではありません。
借金依存症からの脱却
借金依存症からの脱却は、専門のカウンセラーに見てもらったり、同じ病をもった自助グループに入り、同じ悩みを話しながら皆で回復を目指す、といった治療が必要です。それには借金依存症であり、病気なのだ、ということを自身で認識することが必要です。
そのためには、借金は家族が返すことは止め、少しずつでもいいので自分で返済していくことで、その自覚を持たせるのが良いでしょう。
現代社会はさまざまなストレスがあります。食べ放題で発散したり、買い物で発散したり、という楽しみも、適度でなければまた新しいストレスを呼ぶこととなるのです。自身と家族の幸せのためにも、借金依存症と言えるほどの状態ならば、自ら治療の道を選ぶのが賢明でしょう。