指編みは、1996年に手芸講師の篠原くみこさんにより考案された、革新的な編み物のやり方です。指編みのやり方は、テレビや雑誌などで宣伝され、子どもから大人まで大ブームを巻き起こしました。
指編みのやり方
従来の編み物は、かぎ針やあみ棒などの道具を使いますが、指編みは文字通り自分の指を使って作るので、特別な道具が必要なく、いつでもどこでも手軽に取り組めます。
例えば、セキュリティの理由で機内へのあみ棒の持ち込みは許可されていませんが、道具を使わない指編みならば、機内でも楽しむことが可能です。
指編みの編み目は、かぎ針やあみ棒の編み目に比べて大きいので、同じものを作成しても早く仕上がります。指編みの編み方もとても簡単なので、少しレッスンを受ける、もしくは書籍などから勉強をするだけで、誰でも出来るようになります。
このように、早く簡単にやり方が分かるので、指編みが多くの人に人気のある最大の理由です。
指編みの編み方
指編みの編み方は、指先を使うことにより脳が刺激を受けて細胞が活性化する、ボケの防止になる、病気でマヒした手を動かすリハビリに適している、ということで、高齢者が利用する施設でも取り入れられています。知的な障害をもつ方に挑戦してもらい、楽しみながら集中力や持久力を養う、という効果も得られます。
視覚障害を持つ方も楽しんでおられる、という報告もあります。
指編みの創始者である篠原さんは、指編みは身体が不自由な方たちに楽しみをもたらすことができると考え、ボランティアで障害者に教える指導員の養成にも力を入れておられます。
指編みの楽しさ
小さな子どもに指編みの編み方を教えることを通して、短時間にモノ作りの楽しさと完成の喜びを体験でさせることができます。
最初は遊びの感覚で毛糸をいじっているうちにだんだん形が作られていく様子を体験しながら、子どもの成長過程に必要な創造性を養い、空想力を育んでいきます。
また、母親が先生になって子どもに指編みの編み方を教えることにより、親子のスキンシップを図ることができる、というメリットもあります。
指編みの作品、マフラーなど
指編みの作品で、初心者の方でも一番簡単にやり方がマスター出来、作成できるのは、まっすぐに編み進めるだけで完成するマフラーです。まずはマフラーを作ってみてください。
編み方のやり方をひととおりマスターしたら、ショール、帽子、ポシェット、ブローチ、ぬいぐるみ(あみぐるみ)といった少し複雑な小物に挑戦してみてください。
セーターという大きくて複雑なものもできるようになります。指編みは、製作者の工夫次第でどんなものでも作ることができます。
数多くの作品の中には、指で編んだとは思えない、複雑な網目模様の作品もあります。